障害のリハビリテーション

嚥下障害リハビリテーション

嚥下障害とは、水分や食べ物等を口から食道、胃へと飲みこむことです。この過程に、何らかの障害が起きる事を嚥下障害といいます。

嚥下ができなくなると、栄養不足や脱水、また肺炎など身体へ悪影響が起こります。一般的には機能的な問題が原因ですが、精神的な問題が原因なる場合もあります。嚥下障害の原因は、食物の構造に問題があり妨げられる器質的原因、食物の動きに問題があり胃に送り込めない加齢などの機能的原因、摂食異常や嚥下困難で機能や構造に問題のない心理的原因の3つに大きく分ける事が出来ます。

嚥下障害リハビリテーションでは、まず基礎リハビリテーションとして食物を使用しないでリハビリテーションを行い、慣れたら食物を用いて実際に食べるリハビリテーションを行います。

基礎リハビリテーションでは、やさしく顔全体をマッサージして、筋肉を刺激します。また、嚥下に使う口唇、頬、舌の運動を行います。空気をためて頬を膨らましたり、口唇をとがらしたりして口唇を動かします。また、舌を前に出したりして舌も動かすリハビリテーションを行います。

基礎リハビリテーションになれたら、実際に食事を行います。食事の際には、嚥下を意識する事が重要で、一般の人は特に意識せずに食事を行いますが、飲み込む事を意識して行う事で誤嚥は減ります。

また、食事が行いやすいように、使いやすい食器を使うことも重要です。スプーンは先端の平らなものを選び、握力も弱っている場合は、スプーンにベルトを付けるなどします。食事も、初めはミキサーなどで食べたすく粉砕した物を食べるリハビリテーションを行います。