症状別のリハビリテーション

神経・筋疾患リハビリテーション

脳や神経が原因になる疾患では、代表的な疾患としてパーキンソン病や脊髄小脳変性症、多発神経炎などがあります。脳や神経の疾患では軽度の症状から段階的に徐々に進行し、重症となることが多いです。

パーキンソン病の症状は、手足が思うように動かない、歩き方が困難で転びやすくなっている事や、大きな声が出にくいなどの症状が出ます。

パーキンソン病の原因は、脳の中の神経伝達物質であるドーパミンが、何らかの原因で減少することで起こります。ドーパミンが減少すると、脳からの伝令がスムーズに伝わらず、筋肉がこわばり、動作に支障が現れます。

パーキンソン病は症状がゆっくりと進行するため、初期症状に気づきにくく、病状がある程度進行してから自覚する事が少なくありません。

パーキンソン病でのリハビリテーションは、歩行能力やバランス能力、また体の柔軟性を維持させ、向上させることを目的に行われます。リハビリテーションは、薬物療法と並行して行われます。

具体的なリハビリテーションの方法は、手足の動作が思うようにいかなくなるので、筋肉のストレッチや筋力の低下に対して、筋力増強訓練を中心にバランス訓練や歩行訓練が行われます。

また、自宅でも継続したトレーニングを行います。その他の神経疾患のリハビリテーションでは、疾患の症状によって内容は異なりますが、進行性疾患では、リハビリテーションで症状を回復することは難しく、症状を悪化させないことを目的にリハビリテーションを行います。